パワードジャケット:新入社員(試用期間中)

【特長&チート能力】
●素人でも扱える汎用性の高い戦闘装甲服。数日間でグレードアップが可能。
●惑星破壊キャノン砲の単位面積当たりの破壊力はトップクラス。
●使用者を優勝に導くためのスーパー量子コンピュータによるチート級バックアップが存在する。(使用者本人には知らされていない)

『第十五章 アラト専用秘密兵器』引用

「この右腕の銃、どうやって使うわけ?」
「はい。それは『精神制御脳波誘導ハンドレーザー銃』です!」
 
 両手を広げ、ジャンジャジャーン! と言わんばかりにテンションが上がる義理子先輩。
 
「でもこれ、引き金とかないんだけど」
「はい、アラトさんの脳波に同調して、『アレを狙って撃ちたい』と考えるだけで自動的に発射されます」
「スゲェーな、それ」
 
 興奮気味に解説を続ける。
 
「はい。しかも、ターゲットを目視し思考で指定するだけで、発射されるレーザー弾が自動追跡し、誘導ミサイルのようにヒットさせます。要するに、考えるだけで撃つ銃、狙う動作はいっさい不要です」
「マジかぁ~、それスゴすぎじゃんかぁ! うぉぉぉ~、男のロマン、キタァァァ!」


『第三十七章 主人公VSスライム』引用
 
 ちなみに惑星破壊キャノン砲という名称は、100回連続で使用してもエネルギーが尽きないという意味で名付けられている。
 要するに、惑星を破壊するまで使用可能だとギリコは主張しているのだ。それはそれで心強い。



『第五十六章 第三回戦対戦組合せ』引用

56.1 第三回戦対戦組合せ

「ときに、ギリコさぁ」
「はい、なんでしょうか」
「僕、思うんですけどね、この大会、何かと僕にとって有利な展開が多いような気がするんです」
「といいますと?」
「いや、そのね、対戦相手の組み合わせとか、あと闘技会場とか、僕に有利で、かつ相手の弱点を突けばなんとか勝てる、そんな試合内容だったような気がするんです。
 もしかしてスーパーコンピュータの誰かさんが、裏工作でハッキングしてチチンプイプイなんて魔法使ってるんじゃないのかなぁって思うんですよねぇ~」
 
 目を見開きフリーズするギリコ。一瞬、目が泳ぐ。
 
「そ、そ、そ、そんなわけないじゃないですか。
お、お忘れですかアラトさん、そもそも第一回戦はネコ耳メイド相手に負けていますよ。そんな負ける相手と組ませるわけ、な、な、ないっスよねぇ~」
(いや、第一回戦は、単に情報不足でそうなっちゃったんじゃないかと勘繰ってますけど……)
 
 アンドロイドの目が泳ぐとか、どんだけ怪しいねんと思いつつ、アラトはこれ以上の追求、事実解明をしないことにした。

第三十二章 主人公VSメイド   第三十七章 主人公VSスライム


第五十章 主人公VS魔法少女


第五十九章 主人公VS未来人


第六十六章 主人公VS魔導剣士


第七十四章 主人公VS勇者