



【特長&チート能力】 ●太陽を克服した不老不死の究極生物。凄まじい再生能力で、頭部を破壊されても復活できる。 ●エナジードレイン能力により敵の生命エナジーを吸収。二段階の変身&強化能力を有する。 |
『第四十六章 超人VS吸血鬼』引用 46.8 吸血鬼キングクローフィ 吸血鬼キングクローフィは並行世界の地球において、もともと人間だった。 17世紀——およそ400年前——、ヨーロッパで蝙蝠を感染源とする感染病が流行し、多くの人間が命を落とした。 その惨状を嘆き、感染病の治療薬開発に尽力していた医者が、自分自身を被検体として治療薬のテストを繰り返した結果、細胞が変異して不老不死の肉体を手に入れた。 しかし彼には人間の血を欲するという副作用があり、かつ、太陽光で肉体が焼けただれるという弱点もあった。その医者は山奥に身を隠し、ときおり人間を襲っては血を吸う化け物へと変貌していく。 それはまさしく、人類史上初めての吸血鬼化だった。 だが彼には吸血鬼の眷属を生み出すという能力は無く、血を吸われた人間は重度の感染病が発症し、死に絶えてしまうだけだった。 なんとか太陽を克服しようと、さまざまな薬品をテストした結果、ついに太陽光線、十字架、聖水、にんにくなど、苦手としていたもの全てを克服する肉体を手に入れる。 さらに、人間の血液を大量に摂取するうちに、肉体が進化し、自分の血液を使ってエナジードレインする能力を習得するに至った。 400年もの長い期間、自身の肉体を研究し続けた結果、段階的にパワーアップする変身能力をも獲得した彼は、知能を有する生物の頂点に君臨する究極生物に進化したと信じるようになった。 そして己が究極生物であることを自ら検証するため、最強生物であることを自ら立証するため、この大会に出場したのだ。 |

