電磁波恐竜パルスザウルス/合体怪獣ドラゴジラン

【特長&チート能力】
●遺伝子組換えと突然変異によって誕生した恐竜。超音波、マイクロ波、電磁パルスを操り、EMPの発動も可能。
●腹部に第二の脳がある。

【合体怪獣ドラゴジラン】
●パルスザウルスが金龍ハイエストに勝利して貪り喰った際、上半身がドラゴンへと変化し、新たな合体怪獣が誕生した。電磁波恐竜と金龍の特性を併せ持つ新種のモンスター。

『第四章 ドラゴンVS恐竜』引用

4.3 電磁波恐竜パルスザウルス
 
 その恐竜の名は『パルスザウルス』という。
 
 太古の昔、巨大隕石の地球衝突によって恐竜が絶滅したという歴史イベントが発生せず、現代においても生存し続けて、人類と恐竜が共存しているというパラレルワールドの地球においてのこと。
 その世界で人類が生物兵器として誕生させた、最恐の遺伝子組換えおよび突然変異恐竜である。
 
 数多く存在する恐竜種のうち、ティラノサウルス、トリケラトプス、アンキロサウルスのDNAを主軸に、遺伝子を合成、組換えし、巨大恐竜を誕生させた。ティラノサウルスは体長13m程度だが、遺伝子合成恐竜は20m程度にまで巨大化している。
 さらに、研究過程で強力な電磁波を長時間浴び続けた結果、突然変異し、超音波、マイクロ波、電磁パルス——EMP——を体内で発生させることができるようになった。この驚異の能力により電磁波恐竜と呼ばれるようになった。
 
 全身は焦げ茶色で、怪獣のような印象。非常に獰猛な性格で攻撃的な肉食恐竜である。
 
 胴体と脚部のシルエットはティラノサウルスに近いが、両腕は哺乳類のように十分に大きく、物を掴む腕としての機能を十分果たす。
 頭部はトリケラトプス、口は肉食系のキバが生えており、むしろティラノサウルスに近い。真っ赤な双眸が、より凶暴な印象を与える。
 背中のトゲトゲと尻尾先端のトゲ付き鉄球のような武器は、アンキロサウルス。
 両肩には、水牛のような大きな角が突然変異で生えている。
 飛行能力はないが、歩行速度はドラゴンより数倍素早く、鋭い牙や爪を使った肉弾戦が得意である。
 

第四章 ドラゴンVS恐竜


第四十章 合体怪獣VS巨大ロボット


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